新刊のおしらせです。
神谷京介著 連作小説集『原子心母』。『未来の言葉』以来3年ぶりの新作となります。
家を追われ放浪生活を続けていた絵描きの青年イサは、多摩川の下流を辿りつづけた末、ちいさな町にたどり着き、そこで二人の子ども、カフーとモアに出会う。小山の頂上にある手作りの秘密基地に案内されたイサはしばらくここに滞在することを決め、不思議な関係で結ばれた三人のひと夏がはじまる(表題作:原子心母)。
表題作『原子心母』および『金枝』『外亜』。3編の連作小説集。とあるきっかけで絵画を志したイサが辿り、カフーとモアが引き継ぐ、生命と芸術と循環の物語。
Amazon Kindle電子書籍での発売となります。サブスクリプションサービス「Kindle Unlimited」加入の場合は無料で読めます。
作品投稿サイト「pixiv」では、本書籍に収録の『金枝』と『原子心母』第1章を公開しています。ためし読み感覚で読んでいただければうれしいですし、それぞれひとつの完結した作品としても読めます。
私にとって青春とは、子どもから大人へ移り変わっていく中での通過儀礼のようなものです。けして楽しいことばかりではないけれど、かけがえのない瞬間の集まり。
本作は、そんな青春の一時期とその前後を懸命にとらえようとした作品です。がんばって書いたのでぜひ読んでほしいです。