『未来の言葉』クラウドファンディング リターン品制作完了のおしらせ

 こんにちは、神谷京介です。久しぶりに新作のお知らせです。

 

『未来の言葉』は、もともと出版資金調達のためにクラウドファンディングを行い、つくられた本でした。当時まだこの本は世に出ていませんでしたが、それでもたくさんの方から応援の気持ちと、たくさんの支援金額をいただき、無事、今年1月の出版にいたりました。


 一部プランを選択いただいた支援者の方には、特典として本作に関連するリターン品をお送りする流れとなっていましたが、長らくお待たせしてしまい申し訳ございませんでした。

 ようやく完成いたしました!順次発送していきますのでお楽しみください。

 それでは、各リターン品のご紹介をいたします。




『未来の言葉』制作記

『未来の言葉』の原稿執筆から、書籍化にあたっての諸々の制作過程、世瞬舎の設立、本の完成までを一冊の制作記にしました。デザイナー辰巳ろんさんとの共著となります。




『未来の言葉』2.5章折本 ――汽笛の先

 全7章ある『未来の言葉』本編には未収録のちょっとしたお話を折本にしました。みじかい物語、ちいさな本です。こちらはもとのA4用紙(1枚の紙)でお渡し・配布します。ぜひご自身で折って、つくってみてください。



あなたの物語(オリジナル書籍)

 こちらは1名の支援者様限定の書籍となり、非公開とさせていただきます。報告のみですが、とても時間をかけて(^^;)一生懸命つくった世界にひとつだけの本です。喜んでいただけますように。


 


 次に支援者以外の方向けに、上記商品の一般販売について簡単にご案内いたします。


『未来の言葉』制作記 について 

 世瞬舎のオンラインストア(BASE)にて8月中に販売開始いたします。


2.5章折本――汽笛の先 について

 世瞬舎のオンラインストア(BASE)および辰巳ろんさんのオンラインストア(STORE)にて8月中に販売開始します。

 ですが、たくさんの方に気軽に手に取ってもらいたいので、オンラインストアでの販売の前に、コンビニのネットプリントにて期間限定での先行配布を予定しています。


 コンビニのネットプリント配布期間(約1週間)→オンラインストアでの販売開始


 という流れです。

 オンラインストアでのPDF配布が300円ほどを予定しているので、ネットプリントを使っていただいたほうがちょっとお財布がやさしいのと、コンビニに行ったついでに印刷できて簡単! というのもあります。

 

 上記2点、いずれにしても詳細決まり次第こちらでご案内いたしますね。




 さて、おもいがけず長期作業となった『未来の言葉』書籍化プロジェクト、ようやくこれにて終了となります。今回の3点のリターン品も、本編に負けず劣らず、試行錯誤の本づくりでした。

 ともに取り組んでくれたのはやはり辰巳ろんさん。それぞれの物語をだいじにデザインしていただきました。

 こちらをもって、ろんさんは世瞬舎での制作活動を終えられます。世瞬舎設立から約一年、本もなにもない場所からここまで来れたのは、ろんさんのご尽力によるところがとてもおおきいです。


 僕自身もこのプロジェクトをとおして、本づくりの楽しさや、この時代に紙の本をつくる意味、大変さなど、さまざまな経験を積みました。とはいえ今もまだ卵から孵ったばかりのような気持ちで、毎日新しいなにかを吸収して、揉まれているような、ちょっとばかり怒涛の日々。


 でもひとついえるのは、本っていいよね、という凡庸すぎる言葉なのです。

 このちいさな場所からですが、これをずっと伝えつづけていきたいし、そのために尽くす言葉を学びたい。 


 それでも最後は、広がっていきますように、という祈りに近くはなるのですが。


 新たに新刊が加わることになった『未来の言葉』の世界が、これからもたくさんの人の手に広がっていきますように、と。



 ちょっと感傷的になってしまったかもですが、おおよそ、このような現在地点の世瞬舎でした。

 非常におおきな安堵と、とどけてからのみなさまの反応が気になるのと。

 こうして本づくりの旅は、これからもつづいていくのでした。


 


世瞬舎 Seishun-Sha

2020年に開設したちいさな出版社です。文芸書籍中心に制作、販売を行っています。名前の由来は「永遠と瞬間」。

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